LMS(学習管理システム)の世界市場規模、2026年に379億米ドルに

株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「LMS(学習管理システム) の世界市場(~2026年):コンポーネント(ソリューション・サービス)・提供形態(遠隔教育・インストラクター主導型・ブレンデッド型)・展開区分・ユーザータイプ(学術機関・企業)・地域別」(MarketsandMarkets)の販売を開始した。

LMS(学習管理システム)の市場規模は、2021年の158億米ドルから年平均成長率19.1%で拡大し、2026年には379億米ドルに達すると予測されている。アクセスしやすい学習へのニーズ、学習コンテンツの効果的な管理、企業による人材育成への注力、クラウドベースのLMSソリューションの導入拡大、BYODの需要の高まりなどが、LMS市場の成長を促進する主な要因になると考えられている。

市場規模拡大の牽引要因の1つが、クラウドベースのLMSソリューションの採用増加だ。企業や教育機関は、従業員や学生の学習進捗状況を閲覧もしくは追跡することを望んでいる。

LMSソリューションの導入の進展により、LMSベンダーは最新の技術を導入して自社製品の改善を試みている。LMSソリューションは、教育者が注意力の低下に対応するために、ビジュアルの増加とテキストの減少、より魅力的なテーマと表現、バーチャルな没入型学習の重視、そして最終的にはゲーミフィケーションの導入を支援する。人工知能(AI)を導入して、コンセプトの理解を助け、コースを提案し、学生のパフォーマンスを向上させるためのフィードバックを提供するAIベースのメンターを作ることもできる。さらに、データ分析などの他のテクノロジーでは、日々のやり取りから学生の思考プロセスや学習スタイルを分析し、学生に合わせたコースを提供することで、パーソナライズされた学習体験を提供することができる。

22.1.7news3

株式会社グローバルインフォメーション・プレスリリースより