文科省、令和4年度スーパーサイエンスハイスクール指定校を内定

文部科学省では、将来の国際的な科学技術人材の育成を図るため、理数系教育に重点を置いた研究開発を行う「スーパーサイエンスハイスクール」(SSH)事業を平成14年度から実施している。令和4年度の新規採択に関する審査を行い、基礎枠で57校(開発型・実践型:47校、先導的改革型:5校、認定枠:5校)を内定した。

「開発型」は新規性のある教育課程等の研究開発を実施するもの(指定期間5年)。「実践型」は今までに開発してきた教育課程等の実践的な研究開発を実施するもので、過去にSSHに指定された実績があることが必要(指定期間5年)。

「先導的改革型」は科学技術人材育成におけるシステム上の課題を自ら設定し、当該課題に挑戦する意欲的な研究開発を実施するもので、過去4回の指定実績が必要(指定期間3年)。「認定枠」は、科学技術人材育成の全国的なモデルとしてこれまでの研究開発の成果を基にした多様な実践活動を展開・普及(指定期間5年)してきた実績を有する学校になる。

今回、96校(開発型・実践型:80校、先導的改革型:11校、認定枠:5校)から応募があり、外部有識者からなる企画評価会議協力者が書面及びヒアリングにより審査を行い、指定校を内定した。また、基礎枠の取組に加え、科学技術人材の育成に係る更なる取組を行う場合、追加的な支援を行う「科学技術人材育成重点枠」(期間:最長5年)3校を内定した。

内定校の詳細は、下記を参照。

https://www.mext.go.jp/content/20220323-mxt_kyoiku01-000021458_01.pdf

22.3.25news1

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