すららネット、AI教材の効果的な活用に向けて青森市の市立中学校5校と研究会を発足

AI教材「すららドリル」を提供する株式会社すららネットは8月21日、青森市の有志の市立中学校5校と「青森市『個別最適な学び』研究会」を発足したことを発表した。

青森市では今のところ、AI教材の導入は市単位では行われておらず、一部の学校で行われるにとどまっている。そうした学校が、AI教材の活用に関する互いの知見を持ち寄り、学校の枠を超えて共有することで、児童生徒に個別最適な学びを提供するための効果的な活用法を研究・実践する。

参加校は、筒井中学校、北中学校、横内中学校、東中学校、新城中学校の5校(いずれも青森市立)。

7月30日には第1回勉強会を開催。約30名の教員が参加し、各校の1学期における活用の振り返りと、活用事例の共有を行った。その後すららネットの担当者から、学習ログからどんなことが読み取れ、それをもとにどんな声がけをすべきかといった、2学期に向けたアドバイスが行われた。

研究会を通じ、子どもたちの可能性を最大限に引き出し、地域全体の教育力の向上と活性化をもたらす、青森発の新しい教育モデルを開発したいとしている。

左から、林俊信・すららネット執行役員、山田大介・青森市「個別最適な学び」研究会会長/青森市立筒井中学校校長。すららネット プレスリリースより