教師の養成・採用・研修等の在り方に関する答申を公表 文科省

中央教育審議会は12月19日、「「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について~「新たな教師の学びの姿」の実現と、多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成~(答申)」を取りまとめた。

中央教育審議会は、2021年3月、文部科学大臣から「「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について」諮問されたことを受け、「「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会」を設置。

諮問では、①教師に求められる資質能力の再定義、②多様な専門性を有する質の高い教職員集団の在り方、③教員免許の在り方・教員免許更新制の抜本的な見直し、④教員養成大学・学部、教職大学院の機能強化・高度化、⑤教師を支える環境整備、の5点が検討項目に挙げられていた。

答申では、第Ⅰ部で、子供たち及び社会の変化、教師の養成・採用・研修に関する制度及び実態を紹介した上で、「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修の在り方に関する改革の理念を提示。また、第Ⅱ部では、諮問で示された5つの項目にそれぞれ対応した具体的な対応方策を示している。答申本文と概要はURLから確認できる。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/079/sonota/1412985_00004.htm

22.12.21news1-1

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