近大、キャンパス内で電動キックボードのシェアリングサービス実証実験

近畿大学とLuupは11月12日、同大学の東大阪キャンパス内で、電動キックボードのシェアリングサービスに関する実証実験を11月19日から開始することを発表した。大学構内において、有償のシェアリングサービス形式で電動キックボードの実証実験を行うのは、国内で初めての試みとなる。 

利用者は専用のアプリで電動キックボードのロックを解除して学内の指定されたポート間を往来し、利用した時間に応じて料金を支払う。実証実験は11月19日から12月18日まで、同大学東大阪キャンパス(約24万平米)内に3箇所のポートを設置して実施される。利用料金は1分10円で、専用のアプリでキャッシュレス決済する。

同大学はキャンパスを仮想の都市空間と見立て、次世代技術の社会実装の場として提供することで、新技術の実用化に貢献したいとしている。

20.11.13news2

電動キックボードでキャンパス内を移動する様子