経産省の起業家等育成プログラム シリコンバレーへの選抜メンバーを決定

経済産業省は2月8日、「シリコンバレーと日本の架け橋プロジェクト」の一環として、次世代のイノベーションの担い手を育成し、シリコンバレーとのつながりを作るために、全国の起業家や大企業の新事業担当者等から20名を米国シリコンバレー・プログラムの選抜メンバーとして決定したことを発表した。

「始動 Next Innovator 2020(グローバル起業家等育成プログラム)」には、全国362名の応募から、一次選抜を通過した起業家や大企業の新事業担当者など100名が5か月の国内オンラインプログラムに参加。新規事業創出に不可欠なイノベーター人材の要諦となる行動及び思考様式などについて実践的な講座や実習を通じて学ぶとともに、専門家によるメンタリングにより事業プランを磨き上げてきた。

今回、審査委員会による二次選抜において、シリコンバレー・プログラムに参加する選抜メンバー20名を決定。シリコンバレー・プログラムは、選抜メンバーがシリコンバレーの投資家や起業家等へ自らの事業プランをプレゼンするなど、最先端の場での実践を通じ、次世代のイノベーションの担い手に必要とされるマインドセットやスキルを体得することを目指す。

なお、シリコンバレー・プログラムの日程及び具体的内容については、新型コロナウイルス感染症に関する状況等諸般の事情を考慮の上で、今後確定するとしている。

21.2.9news3

Photo by JFL Photography/Adobe Stock(プレスリリース資料から)