JR西日本と京都女子大学、データサイエンス教育で連携協定

京都女子大学は、2023年春の女子大初のデータサイエンス学部開設を契機に、データサイエンスのスキルをもって様々な課題解決の意思決定に参画できる女性を育成し、社会課題の解決を目指している。

また、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)は、鉄道事業の課題解決を核として培ったデータソリューションに関する技術やノウハウを活かし、オープンイノベーションとして様々な関係者と連携することで、社会課題解決を目指している。「女性活躍および次世代育成に関する行動計画」も策定しており、データサイエンス関連分野においても、様々な女性が活躍。今回両者は、「ジェンダー平等の実現」および「社会課題の解決」に貢献することを目指して、データサイエンス教育分野における連携協定を締結した。

今回の協定締結の背景として、JR西日本は自社のデータサイエンティストが開発したソリューションを、女子大の防犯等に活かせないか、オープンイノベーションに従事する女性社員の提案により京都女子大学を訪問したことがきっかけで、イノベーション本部と京都女子大学の繋がりができた。京都女子大学は2023年4月にデータサイエンス学部の開設を予定しており、これを機にデータサイエンス分野で、相互に連携・協力することについて、京都女子大学からJR西日本への提案があった。

京都女子大学が目指す「ジェンダー平等の実現」や「女性活躍の推進による社会の持続的発展への貢献」といった姿を、JR西日本は「社会課題」と捉えている。2023年のデータサイエンス学部開設を契機とし、データサイエンスのスキルをもって、社会課題の解決に貢献できる女性の育成に関し連携し、地域・社会の活性化や、持続的発展への貢献を目指している。

22.10.26news1

JR西日本・プレスリリースより