文科省、「マイスター・ハイスクール事業」の公募を開始

文部科学省は1月14日、「マイスター・ハイスクール事業(次世代地域産業人材育成刷新事業)」の公募を開始した。公募期間は3月8日(月曜日)正午までとなる。

「マイスター・ハイスクール事業」の背景にあるのは、第4次産業革命の進展、デジタルトランスフォーメーション、6次産業化等、産業構造や仕事内容の急速な変化だ。アフターコロナ社会においては、こうした変化が一層急激になることが予見される中、産業人材育成を担う専門高校においては、成長産業化を図る産業界と絶えず連動した職業人材育成システムの刷新・構築が喫緊の社会的要請になっている。

これに対応するため、「マイスター・ハイスクール事業」では、職業教育を主とする学科を置く高等学校及び中等教育学校の後期課程等(以下「専門高校等」)と成長産業化に向けた革新を図る産業界等が一体・同期化し、地域の持続的な成長を牽引するための、絶えず進化する最先端の職業人材育成システムを構築し、成果モデルを示すことで、全国各地で地域特性を踏まえた取組を加速化させることを目指している。

上記趣旨の達成に向けて、専門高校等の職業人材育成にかかる教育課程等の改善に資する実証的資料を得るための研究開発を行う取組を「マイスター・ハイスクール事業」として認定し、その中核となる専門高校等をマイスター・ハイスクールに指定し、高校改革を推進する。 

マイスター・ハイスクール事業については、下記を参照。

https://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/mext_00095.html

21.1.15news1

マイスター・ハイスクール(次世代地域産業人材育成刷新事業)の概要