小林製薬が関西大学と連携、Z世代の学生とともにSDGsに貢献

小林製薬株式会社(本社:大阪市)は、関西大学(大阪府吹田市)がSDGsの取り組み推進を目的に制定する「関西大学SDGsパートナー制度」に登録した。「関西大学SDGsパートナー制度」とは、同大学が2021年4月に制定した、産官学連携のプラットフォームだ。相互の人的・知的資源の交流と物的資源の活用により、SDGsの取り組みについて一層の推進を図ることを目的としている。小林製薬は同制度への登録により、SDGsに関する取り組みの実施を両者で検討する。

小林製薬では、2022年6月に実施した「サステナビリティ MeetUp!」において、気候変動対策を求める学生団体「フライデーズ・フォー・フューチャー(FFF)」のメンバーとディスカッションを行い、学生の新鮮な視点に社員が多くの刺激を受けたという。そうした経験からも、制度を通じた教育機関との連携が、学生への機会提供のみならず、企業にとってもZ世代の視点から自社のSDGsの取り組みを見つめ直す機会になると考え、今回の登録に至った。具体的には、下記の取り組みの実施を両者で検討する。

・小林製薬の社員と学生が参加するSDGsに関するワークショップを開催
小林製薬がSDGs社内浸透のためのワークショップとして、2020年8月より毎月開催している「サステナビリティMeetUp!」に、学生も参加することを通じて、社員と学生がともにSDGsに関する理解を深める機会とする。 

・小林製薬の製品を通じた社会課題解決への学生の参画
小林製薬の製品による社会課題解決プロジェクト(特に健康・福祉の増進)に学生が参加。学生の意見やアイデアを取り入れることで、SDGsへのさらなる貢献を目指す。 

・学生への情報発信・人材育成支援
学生を対象に小林製薬の取り組むSDGsについて紹介する講演会やワークショップを開催することで、学生のSDGsへの感度を高めるなど、人材育成の支援を行う。

23.2.20news2

小林製薬株式会社・プレスリリースより