スマートエスイーが事後評価で最高位Sを獲得 早稲田大学

学校法人早稲田大学(理事長:田中愛治)は2月8日、文科省が支援する「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)enPiT-Pro」プログラムで、同大学が代表校として実施した「スマートエスイー:スマートシステム&サービス技術の産学連携イノベーティブ人材育成」が、事後評価で最高位「S評価」を受けたことを発表した。

enPiT-Proプログラムは、情報科学技術分野を中心とする体系的かつ高度で短期の実践教育プログラムを、産業界・複数大学の協働により開発・実施し、その成果を広く全国に普及させることで、日本における同分野全体の社会人学び直し機能の強化への貢献を目指す大学院改革の取組を支援する文部科学省の取組。 

スマートエスイーは、早稲田大学を中心とし、大学・企業の第一線の教育者・研究者・実務家が、超スマート社会を国際的にリードするイノベーティブ&DX人材を育成するリカレントプログラム。 

2018年から開講している、①IoT・AI・ビックデータの各技術を深め、価値創造をリードする人材を育成する「IoT/AIコース」に加え、②DXの本質を理解し、新規ビジネスやDX推進を主導する人材を育成する「DXコース」を2022年度に新たに開講。のべ100人以上の修了生を輩出。全講義でオンライン受講と復習が可能なシステムを構築し、演習では、オンラインと対面式が選択でき、首都圏以外の受講生も増加しているという。 

今回の「S評価」は、構成大学14校、30以上の企業・団体と連携して、全国規模にネットワークを構築し、通信・物理からビジネスまで幅広い教育プログラムを開発・提供していること、講師が1対1で「修了制作」を指導、さらに他講師による公正な審査で学びの質を保証していること、修了生が学会等で発表し社会へ貢献する取組の実施などが評価された。

なお、同プログラム採択機関で、2020年の中間評価および事後評価ともに「S評価」を受けた唯一の機関となる。スマートエスイーの詳細はURLから。
https://www.waseda.jp/inst/smartse/

23.2.9news1

画像はプレスリリースから。