出向起業スピンアウトキャピタルとローンディールが業務提携

出向起業スピンアウトキャピタル(代表パートナー奥山恵太)と、株式会社ローンディール(代表 原田未来)は11月11日、大企業人材による新規事業の創出支援を目的として業務提携したことを発表した。

「出向起業」とは、大企業等の人材が所属企業を辞めずに自らスタートアップを起業し、フルタイム出向等を通じて当該スタートアップで新規事業を開発する仕組み。出向起業スピンアウトキャピタルは、「出向起業」を通じて創出したスタートアップを中心にシード投資を行うベンチャーキャピタルだ。 

一方、株式会社ローンディールが手がける「レンタル移籍」は、大企業の人材に対して一定期間ベンチャー企業で働く機会を提供する仕組み。大企業におけるイノベーション人材の育成などを目的として、60社を超える大企業で導入されている。

今回の業務提携により、両社は今後、「レンタル移籍」を通じてスタートアップ的な事業開発手法を習得した大企業人材が新規事業を立ち上げる際に、「出向起業」という選択肢を通じて円滑に資金調達が可能となるよう、連携を図っていく。さらに、大企業の価値創造や変革ニーズに対しても、相互に連携をしながらサポートし、大企業の新たな価値創造や起業数の増加に寄与していくとしている。

22.11.11news1

画像はプレスリリースから。