クラーク記念国際高校、照来小学校のクラブ活動をオンラインで支援

広域通信制高校のクラーク記念国際高等学校(本校:北海道深川市)は、新温泉町立照来小学校(所在地:兵庫県美方郡)と教育連携を締結した。両校の特徴である特化型教育を活用し、高等学校の生徒たちが照来小学校のクラブ活動をオンラインで支援する。なお、両校の連携は2021年度に締結され、その活動内容に一定の教育的効果が見られることから、2022年度も継続するものだ。

照来小学校(全校生徒54名)では、豊かな自然環境の中、児童個々に応じた教育を実践し、地域に根差した教育活動を行っている。児童の興味関心を更に引き出す学びや社会とつながる学びなど、多様な人々との学びの機会を求めていた。

一方、クラーク記念国際高等学校ではSDGs等の社会課題を解決する学びを日々実践しており、同校の教育資源を使って地域社会の課題を解決できないかと考えていた。また、生徒たちのより深い学びへと繋がる校外での活動の場として、新温泉町立照来小学校に協力を依頼し、昨年度は3つのクラブ活動(ダンス・声優・プログラミング)での連携を実施する運びとなった。

2021年度に実施した連携では、高校生たちが日頃学んでいることを小学生たちに教え、楽しく学んでもらう場を創出。小学生たちにとっては学ぶことを楽しむ機会、高校生たちにとっては言語化することで自身の理解を深め、客観的な視点を学ぶ機会となった。

実施後のアンケートにおいても、教える側、教えられる側ともに高い満足度が得られる結果となり、継続的に実施することで双方にとって高い教育成果を期待できることから、今回の継続へと至った。今年はまず前期に、クラーク記念国際高等学校 東京キャンパス(新宿区高田馬場)に設置するパフォーマンスコースと共同で、ダンスクラブを実施する。

22.5.25news3

学校法人創志学園 クラーク記念国際高等学校・プレスリリースより