DNP、教員の働き方改革・指導改善へ EdTech導入補助金に採択

大日本印刷株式会社(DNP)は、STEAM教育を提供する株式会社REKIDSとコンソーシアムを組み、経済産業省の「令和3年度補正 学びと社会の連携促進事業(先端的教育用ソフトウェア導入実証事業)費補助金」の事業者に採択された。

導入に向けた検証を希望する50を超える自治体や学校より導入要望があり、短期間での補助金申請に協力した群馬県高崎市をはじめとする10自治体へ「DNP学びのプラットフォーム リアテンダント®」(以下:リアテンダント)の導入が決定した。なお、同補助金事業でのEdTechツール導入期間は、2023年3月31日までとなる。

リアテンダント導入に際しては、採点支援分析システムの活用により小・中・高等学校において、学校現場の課題である教員の働き方改革が進むという点に加えて、蓄積した学習データを用いた教員の指導改善、授業改善が期待できる点、またリアテンダントとともに導入される株式会社REKIDSの4技能英語教材「カラオケEnglish」を併用し、日常のテストの結果データと掛け合わせて見る事で、より個に応じた児童生徒の学びに繋がる点が評価され、同補助金事業を活用しての導入が決定された。

DNPは、これまでの国や先進自治体とのデータ活用研究の経験から得た知見を活かし、データ駆動型教育の実現に向け、教員がエビデンスに基づく指導改善や授業改善を行えるよう、データ活用研修等のサポートサービスも展開していく。

22.11.28news2

画像はイメージ
Photo by Lalmch,Pixabay