未来の教室「STEAMライブラリーVer.1」を公開　経産省

経済産業省では、学校でも個人探究でも使えるデジタル教材を「未来の教室」実証事業の一環として開発し、「STEAMライブラリーVer.1」として3月1日より公開した。

「学際融合・探究・プロジェクト型」を特徴とする学習手法として、「STEAM」（Science（科学）、Technology（技術）、Engineering（工学）、Arts（人文社会・芸術・デザイン）and Mathematics（数学））は、世界共通の教育改革のキーワードになっている。経済産業省では、2019年6月に「未来の教室」ビジョンを取りまとめ、「学びのSTEAM化」実現に向けた提言を出し、政府を挙げてのGIGAスクール構想につなげてきた。

今回公開するSTEAMライブラリーはあくまで「Ver.1（第1弾）」であり、2020年度に開発された50超のテーマとなる。ひとつひとつのコンテンツは従来の教科の枠組みに捕らわれない統合的・学際的な社会課題や身近な生活課題を取り扱い、SDGs（国連持続可能な開発目標）の17項目にも紐付けられている。

STEAMライブラリーは無料で利用することができ、授業での活用はもちろん、教師が抜粋・加工等を通じオンライン教材の素材として活用することが可能だ。

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