「創発的研究支援事業」第1期生252名を採択 JST若手研究者支援

科学技術振興機構は2月2日、創発的研究支援事業の2020年度研究提案募集における新規採択研究代表者および研究課題を決定した。

日本が破壊的なイノベーションに繋がる研究成果を創出していくためには、リスクの高い野心的な研究構想に、研究者が腰を据えて打ち込める環境を作ることが重要とされている。同事業は「創発的研究」を推進するため、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な多様な研究を、研究者が研究に専念できる環境を確保しつつ、最長10年にわたって研究資金を支援するもの。また創発を促進するため、支援期間中は、異分野を含む多様な研究者同士が相互に触発し、切磋琢磨する「創発の場」を設けることで、破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す。

2020年度研究提案の募集を行った結果、多様な研究者から2,537件の応募があり、書類選考と面接選考の後、252件の研究課題とその研究代表者を採択した。研究代表者や研究課題は下記ホームページを参照。2021・22年度も公募が予定されている。

https://www.jst.go.jp/souhatsu/

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