視点転換によるイノベーション 既存の知識・経営資源を読み替える
イノベーションというと画期的な発明・発見を想定しがちだが、既存の知識や眠れる資源・製品サービスを読み替えることも、イノベーションにつながる。従来とは異なる視点・文脈から知識・資源を見直し再活性化させる力を養うには、何が必要だろうか?
越境体験を通して
視点を切り替える
米山 茂美
いままで見落としてきた価値に目を向け、 “リ・イノベーション”(イノベーションのやり直し)を行うために必要なのは、知識や資源を従来とは違う視点からとらえ直すことだ。戦略イノベーションを専門とする学習院大学の米山茂美教授は、こう分析する。
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