視点転換によるイノベーション 既存の知識・経営資源を読み替える

イノベーションというと画期的な発明・発見を想定しがちだが、既存の知識や眠れる資源・製品サービスを読み替えることも、イノベーションにつながる。従来とは異なる視点・文脈から知識・資源を見直し再活性化させる力を養うには、何が必要だろうか?

越境体験を通して
視点を切り替える

米山 茂美

米山 茂美

学習院大学 経済学部経営学科 教授
一橋大学大学院商学研究科博士課程修了後、西南学院大学講師・助教授、武蔵大学教授、文部科学省科学技術・学術政策研究所総括主任研究官、政策研究大学院大学・連携教授を経て、2013年より現職。その間、米国カリフォルニア大学バークレー校及び仏インセアッド客員研究員。2020年、フィンランドLUT大学客員教授。

いままで見落としてきた価値に目を向け、 “リ・イノベーション”(イノベーションのやり直し)を行うために必要なのは、知識や資源を従来とは違う視点からとらえ直すことだ。戦略イノベーションを専門とする学習院大学の米山茂美教授は、こう分析する。

(※全文:2157文字 画像:あり)

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