多様性を生かし発想を実現する 事業とリーダー人材を育成するプロジェクト

「事業や人材を創造し続ける総合商社」を目指す双日。2年前に始まった新規事業提案制度『Hassojitz PJ(ハッソウジツ プロジェクト)』からは、部門をまたいだ多様な新事業やリーダーが生み出されている。個人の発想を大事にして伴走し、多様性を組織の力にする取り組みを追った。

バックキャスティング思考で
飛び地の事業を生み出す

岡田 勝紀

岡田 勝紀

双日株式会社 人事部 部長
1991年、新卒で日商岩井に入社。主にエネルギー・金属資源関連のトレーディング、事業開発を担当。2003年より駐在した北京にて現地企業と合弁会社を立ち上げ、その会社の社長に就任。2009年、エネルギー・金属資源本部石炭部コモディティトレーディング課課長に就任。2015年に石炭・鉄鉱石部部長に就任し、2020年より現職。

双日が2019年度からスタートした新規事業提案制度『Hassojitz PJ』。人事部と経営企画部が共催事務局となり、取り組みを進めている。

人事部長の岡田勝紀氏は「発想を実現することが『Hassojitz PJ』の目的。アイデアを実現するところまでやりきることを重視します。経営戦略・事業戦略に合致する事業の創出と、起業する力や人を巻き込む力という商社におけるコアコンピタンスを高める人材育成の両面が求められるため、経営企画部と人事部が共同で取り組んでいます」と語る。

(※全文:2025文字 画像:あり)

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