イノベーションカンパニー・エーザイ 自由な発想で古い慣習を打破

世界初のアルツハイマー病治療薬の開発で知られる、イノベーションカンパニー・エーザイ。これまでの価値観では非常識とされるような自由な発想を取り入れ、社会に貢献するイノベーション人財やグローバルリーダーの育成に注力している。

患者に寄り添う機会から
モチベーション向上

秋田 陽介

秋田 陽介

エーザイ株式会社 執行役 チーフタレントオフィサー
1989年にエーザイに入社。ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院を卒業後、グローバルHR、フランス駐在、米国駐在、秘書室長などを経て、2017年6月に人財開発本部長に就任。2019年6月より執行役 チーフタレントオフィサーに就任し、現在に至る。

エーザイは、患者様とそのご家族を第一義とする「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)」を企業理念に、医薬品の開発から製造、販売までグローバルに展開してきた。同社執行役でチーフタレントオフィサーの秋田陽介氏は「企業理念への理解と共感こそが我々の最大の強みです。hhc理念は定款にも盛り込まれ、全世界の社員がグローバルに共有しています」と話す。「タレント」という人的資源を重視し、人財育成を「タレントイノベーション」と捉えている。

(※全文:2199文字 画像:あり)

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