オープンイノベーションによる新事業創出 NTTドコモ
NTTドコモは、新規事業創出プログラムを通じて、オープンイノベーションや人材育成に取り組んでいる。さらに、子会社のNTTドコモベンチャーズではリクエスト型の支援を通じ、スタートアップの個性を活かした成長の機会を提供している。両社に新事業創出の秘訣を聞いた。
社外のパートナーと共に
新規事業を創出する「39works」

稲川 尚之
NTT ドコモ イノベーション統括部 部⻑
NTTドコモのR&D部門にあるイノベーション統括部は、社内のメインストリームから一線を画した独自の取り組みを行っている。部長を務める稲川尚之氏は、2013年にドコモイノベーションズの社長に就任し、米シリコンバレーでベンチャー企業との連携や出資のチームを率いた経験の持ち主だ。以降、8年間にわたり、オープンイノベーションや新規事業創出に携わってきた。
イノベーション統括部は、社内ベンチャー制度による起業や新規事業に向けたアイデア創出などをサポートする。「社員にはドコモアカデミーでアイデア創出のマインドセットを醸成したり、ビジネスモデルの考え方や事業計画の立て方など、起業のスキルを身に着けてもらいます。また、社内のアイデアコンテスト『ローンチチャレンジ』で優勝すると、それが事業化されます」
(※全文:2023文字 画像:あり)
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