創造性を引き出し未来のイノベーター育成 小中高校の課題解決型学習

課題解決型の探究学習において注目を集めるSTEAM教育。分野横断的な知識や創造性を育むことから、イノベーションを創出する人材の育成にも繋がることが期待される。子どもたちの創造性を引き出すポイントは何なのか、STEAM教材を多数開発するブリタニカ・ジャパンに聞いた。

STEAM探究学習を通じて
イノベーターを育成

須藤 みゆき

須藤 みゆき

ブリタニカ・ジャパン株式会社 代表取締役社長
教育系理化学メーカーを経て2010年レゴ エデュケーション日本代表に就任、2020年6月まで同職。同年7月にブリタニカ・ジャパン株式会社代表取締役社長に就任、現在に至る。2021年6月より経済産業省産業構造審議会 教育イノベーション小委員会委員。学びの探究化・STEAM化WGにて探究型・学際融合型の学びを実現するための議論に参加している。

2022年度からの高等学校学習指導要領の改訂に伴い、新たに創設される「総合的な探究の時間」において、STEAM(Science, Technology, Engineering, Art, Mathematics)教育に取り組む学校が増えることが予想される。教科横断的な教育手法であるSTEAM教育では、探究学習の過程が重視され、個別最適な学びの文脈の中でも、「『学習の個性化』により児童生徒の興味・関心等を活かした探究的な学習等を充実すること」とされている。

(※全文:2204文字 画像:あり)

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