博士人材はイノベーターの宝庫 専門分野×基礎能力を再定義

イノベーション創出において、博士号取得者が専門人材として注目されるが、企業における採用率は低いのが現状だ。文部科学省が推進する、「ジョブ型研究インターンシップ」の事務局としてマッチング支援を行うアカリクに、博⼠課程学⽣を対象とした産学連携のポイントを聞いた。

博⼠課程学生と企業を
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鬼頭 祐介

鬼頭 祐介

2006年の創業当初から、技術者・研究者のキャリア支援に特化した事業を続けているアカリク。2021年8月から、2022年度より本格運用が予定されている「ジョブ型研究インターンシップ(先行的・試行的取組)」として、45企業・45大学と学生を、それぞれ総合的にサポートするマッチング支援を始めた。これは、大学院教育の一環として行われる長期間かつ有給の研究インターンシップの普及により、Society 5.0に相応しい雇用の在り方と高等教育が提供する学びのマッチングを図ることを目的に、文部科学省が推進する3年計画のプロジェクトだ。

(※全文:2062文字 画像:あり)

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