VUCAの時代を舵取りする経営者に求められる能力とは何か

次世代の経営人材育成のためにはどのような知と経験が必要だろうか。近年はCxOというかたちで経営陣が組織されることも増え、特定の専門知識と経営能力の双方が求められる状況になってきた。一方で、経営者やリーダーに必要な学びや経験には普遍的なものも多い。(編集部)

VUCAの時代の
経営人材育成のあり方とは

本特集では多くの取材先が今の経済や社会を取り巻く状況として「VUCAの時代」であることを指摘している。VUCA(ブーカ、ビューカ)とは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧さ)という単語の頭文字からなる造語で、まさに現代社会を象徴する言葉であると言えるだろう。

次世代を担う経営人材の育成自体は、常に重要な経営課題として取り組まれてきたが、数年後の経済社会がどのようになっているか予測することが難しい状況では、これまで実践されてきた育成の仕組みだけでは必要な能力・資質を養うことが難しいといえる。

(※全文:2151文字 画像:あり)

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