SOMPOホールディングスのサステナビリティ経営を支えるダイバーシティ

多くの企業で取り組みが進むサステナビリティ経営。まだ手探りの領域でもあるといえるが、SOMPOホールディングスでは昨年チーフ・サステナビリティ・オフィサー(CSuO)に下川亮子氏が就任。これまでのキャリアとCSuOとしての取り組み、ビジョンを聞いた。

投資銀行での経験から
事業会社へ関心をもつ

下川 亮子

SOMPOホールディングス株式会社
グループCSuO 執行役
東京大学経済学部卒業後、ゴールドマン・サックス証券にてアドバイザリー業務、不動産投資に従事。その後、投資会社カーライル・グループの日本拠点創設メンバーとしてバイアウト投資および複数投資先企業の企業価値向上に携わる。その後、日本マクドナルドにて経営戦略や店舗開発に加え、上席部長として新規事業開発・展開を牽引。2016年にSOMPOひまわり生命に入社、経営企画部担当部長、執行役員人財開発部長等を歴任。2020年にはSOMPOホールディングス ヘルスケア事業開発部の特命部長も兼任。2021年にSOMPOホールディングスに転籍しグループCSuOに就任。

損害保険ジャパン、SOMPOケアなどを傘下にもち、国内外での保険事業や介護、デジタル事業を手がけるSOMPOホールディングス。早くからサステナビリティ経営の実践に取り組んできた同社では、昨年8月にグループのサステナビリティ領域の最高責任者であるチーフ・サステナビリティ・オフィサー(CSuO)のポストを設置、下川亮子氏が就任した。

下川氏自身はSOMPOグループ内にて経営企画や人事、事業開発などを牽引。それ以前の職場では投資領域を中心としたビジネスに従事してきたが、キャリア構築の過程はそのときどきの自身の興味関心に沿って決めていたという。

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