18歳意識調査 緊急事態宣言下でのストレスの実態が明らかに

日本財団は「コロナ禍とストレス」をテーマに 35 回目の 18 歳意識調査を実施し、3月25日にその結果を公表した。「外出自粛で思うように余暇を過ごせなくなった」人のうち 9割以上がストレスを感じるなど、調査を通して、1 月に発令された 2 度目の緊急事態宣言下で若年層が強いストレスを感じている実態が明らかになった。

コロナ禍による閉塞感については、50.4%が「閉塞感を感じている」と回答した。またコロナ禍で体験したことは、「外出自粛で思うように余暇を過ごせなくなった」が48.3%と最も多く、そのうちストレスを感じた割合は91.1%に上った。

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1か月以内に経験したこととして36.8%が「不安やイライラが続くことがあった」、33.8%が「疲労感が続くことがあった」と回答した。またこの1年間で増えたものは、「スマホを操作する時間」(71.8%)、「趣味に使う時間」(55.1%)、「ゲームをする時間」(53.9%)が上位を占めた。

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同調査は、全国の17歳~19歳の男女1,000名を対象に、2月12日~2月16日にインターネット上で実施された。調査結果の詳細は、日本財団ホームページに公開されている。

https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2021/20210325-55393.html

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