「リフレーミング」で高度で革新的なプロジェクトを創出
イノベーションが生まれ続ける組織への変革では、新しい「軸」で考える「リフレーム思考」への転換も必要になる。オムロンの元イノベーション推進本部インキュベーションセンタ長で京都大学経営管理大学院客員教授の竹林一氏に、これを取り入れた新規事業創出プロセスについて聞いた。
「新しい軸」を定めて
「グランドデザイン」を描く
竹林 一
京都大学経営管理大学院 客員教授
元オムロン株式会社 イノベーション推進本部
シニアアドバイザー
オムロン株式会社にて大型プロジェクトのプロジェクトマネージャ、新規事業開発、オムロンソフトウェア代表取締役社長、オムロン直方代表取締役社長、ドコモ・ヘルスケア代表取締役社長、オムロン株式会社インキュベーションセンタ長を歴任。著書に『たった一人からはじめるイノベーション入門』。
竹林氏はオムロンにて、鉄道カードシステム事業やモバイルサービス事業、電子マネー事業等多くの新規事業を立ち上げてきた。企業で継続的に新規事業を生み出すためには、「経営のコミットメント・価値創造プロセス・推進出来る人財、という3つの条件が必要です」と語る。経営のコミットメントでは、新規事業の定義や価値、そしてイノベーションの定義を行うことも必要だ。
（※全文：1701文字 画像：あり）
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