デジタル教科書市場2025年に800億円規模に JMAR調べ

株式会社日本能率協会総合研究所(JMAR)は3月29日、同研究所が提供するMDB Digital Searchが調査したデジタル教科書市場の市場規模の推計を公表した。

同調査によると、2025年度のデジタル教科書市場は800億円となる見込み。デジタル教科書とは、小中学校、高等学校などで用いられる教科用図書(紙の教科書)を電子化した教材で、タブレット端末等を用いて利用される。また、教師向けの「指導者用デジタル教科書」と児童生徒が利用する「学習者用デジタル教科書」とがある。

教科書検定に合格した教科用図書を発行している出版社が該当する教科書を電子化して提供しているが、義務教育において無償給付される教科用図書と異なり、無償給付の対象にはなっていない。このため、補助教材と同様に、自治体や学校が費用を負担しデジタル教科書を採用・導入している。

同調査結果の詳細は、JMARが提供する下記リサーチプラットフォームMDB Digital Search内を参照。

http://search01.jmar.co.jp/mdbds/

21.3.30news1

プレスリリース資料から