インサイドセールスの秘訣 1つの施策に集中し迅速に成果を

昨今、インサイドセールスが注目されているが、その導入・運用には課題も多い。インサイドセールス代行『BALES(ベイルズ)』を展開するスマートキャンプ、阿部慎平 COO に成果をあげるためのポイント、必要される組織づくりや人材活用について話を聞いた。

成果が出るまでには、どうしても時間が必要

──インサイドセールスの導入・運用にあたっての課題や注意点について、どのように見ていますか。

阿部 慎平

阿部 慎平

スマートキャンプ株式会社 取締役 COO
新卒でデロイトトーマツコンサルティングに入社後、大手企業の戦略案件に多数従事。2017年3月にスマートキャンプに入社。事業戦略・組織戦略の策定、SaaS 業界レポート・インサイドセールス業界レポートの執筆、SaaS カンファレンスの主催、インサイドセールス代行・コンサルティングサービス『BALES』、インサイドセールスマネジメントシステム『BALES CLOUD』、オンライン展示会『BOXIL EXPO』の立ち上げなどを推進。

インサイドセールスとは見込顧客の獲得・育成・商談・契約獲得を内勤で行うセールス手法ですが、その領域は幅広く、自社で設定したターゲット企業に対して電話やメール、DM などを使ってアプローチする「BDR(新規開拓型)」や、問い合わせや展示会などで名刺交換した見込顧客にアプローチする「SDR(反響型)」など、様々な種類のインサイドセールスがあります。

そのため自社でインサイドセールスを導入する際には、まず目的設定を明確にして、目的達成に向けた組織づくりや KPI(評価指標)を考えていかなければなりません。しかし、実際には詳細まできちんと検討できている企業は一部にとどまり…

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