星野リゾートの「フラットな組織文化」意見を出し合い、意欲を高める
人材育成の手法や制度に多くの企業が注目する星野リゾート。「フラットな組織文化」を掲げ、職歴や役職に関係なく自由に意見を伝えあい、企業価値を高める風土が構築されている。人事グループの鈴木麻里江氏に、企業文化の背景や、自律的な組織をつくりだすためのポイントを聞いた。
「フラットな組織文化」により
「自律した組織」をつくる
鈴木 麻里江
株式会社星野リゾート・マネジメント
人事グループ キャリアサポートユニットディレクター
2012年星野リゾート入社。全国3カ所の施設での勤務を経て、「星のや京都」へ異動。2016年に学習休職制度を使い、経営学修士を取得。復職後は立候補制度により「星のや京都」のユニットディレクターに就任。2020年、再度立候補により人事グループに異動し、現職。
星野リゾートは目指す姿として「長期にわたり競争力を維持し続ける自律した組織」を掲げ、実現するための基本戦略の要に「フラットな組織文化」を据えている。これは現在の4代目代表である星野佳路氏が社長に就任した1990年初頭から取り組み始めたものであり、それは「職責に関係なく、誰もが対等な立場で侃々諤々と議論ができる文化」と定義している。
従前の同社は現在とは対極の「昭和的なトップダウンの雰囲気が残る組織だったと聞いています」と人事グループの鈴木麻里江氏は話す。
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