サイボウズの人事制度に完成はない 個人の幸福と生産性の両立の仕組みとは

社員との対話を通じて、言葉と制度を更新し続ける。サイボウズが人事施策で貫いてきた姿勢は、この一点に尽きる。そうした中、同社は「働き方宣言制度」という社内制度の名称を「条件マッチング制度」へと改めた。人事本部副本部長の恩田志保氏に、その背景と制度設計の思想を聞いた。

「働き方宣言制度」から
「条件マッチング制度」へ

恩田 志保

恩田 志保
サイボウズ株式会社 人事本部 副本部長
2007年入社。社員がハードに働き離職率が高かった時代から人事に携わり、働き方の選択制度、働き方宣言制度、条件マッチング制度と、同社の人事制度の設計・運用を一貫して担う。

サイボウズの「条件マッチング制度」は、社員とマネージャーが対話を通じて働く条件をすり合わせる仕組みだ。社員は自分が何を求め、どう貢献したいかを言葉にし、マネージャーはチームとして何を期待するかを伝える。そのうえで、個人の幸福とチームの生産性が両立する着地点を探る。

業務内容、働き方、給料の三条件について、対話の中で合意をつくる。個人の理想とチームの理想が重なるところで契約が成立、チームメンバーとなる。

(※全文:1929文字 画像:あり)

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