産学連携で日越をつなぐデータサイエンス人材を育成 インテージHD

株式会社インテージホールディングス(本社:東京都)のベトナム現地法人であるインテージ・ベトナム(本社:ホーチミン)は、ベトナム国家大学ハノイ校日越大学(所在地:ハノイ)と連携についての基本協定を締結した。修士課程企業管理プログラム(MBA)を中心に、マーケティングやデータサイエンス分野の人材育成、産学連携に基づく教育の推進を目的としている。

今回、両者が連携して取り組む分野は主に3つ。1つは、講演・セミナーの開催だ。インテージ・ベトナムが有する専門性の高いスタッフを日越大学に派遣。講演・セミナーを開催し、ビジネスなどの現場における学生を主体としたリサーチの実践をサポートする。インテージ・ベトナムは基本協定の締結に先立って、2018年からこの取り組みを開始。修士課程企業管理プログラム(MBA)の学生を対象に、「日系企業に向けたプレゼンテーション」を想定したセミナーなどを行っている。

連携分野の2つ目が、インターンシップの実施。インテージ・ベトナムにおけるインターンシップに日越大学の学生を受け入れる。業務を実際の現場で体験、見聞することで、学生はマーケティングリサーチをより実践的に深く学ぶことができる。

3つ目が、産学連携プログラムの実施。マーケティング課題の解決を学生の視点から、在越日系大手企業に提言するプレゼンテーションの機会を提供。4月からプログラムを開始している。

インテージ・ベトナムは日越大学と上記の分野における連携を進め、日本とベトナムをつなぐマーケティングやデータサイエンス人材の育成に貢献する。

21.8.10news2