日本で普及が進む国際バカロレア、学びの魅力と普及の課題とは?

グローバル人材の育成に向けて、政府が推進する政策の一つである「国際バカロレア(IB)」。「2022年度までにIB認定校等を200校以上」の達成に向け、IB導入のサポートを行うDLDPプロジェクトコーディネーターの前田紘平氏に、普及状況やその意義を聞いた。

2022年度までに
IB認定校等を200校に

前田 紘平

前田 紘平

国際バカロレア機構アジア太平洋地域 DLDPプロジェクトコーディネーター 昌平中学・高等学校 教頭・国際教育部部長
幼少期をアメリカで過ごした後、中学3年生で帰国。国内の高校、大学を卒業した後にメーカー・商社の海外営業部門に従事。2012年より昌平中学・高等学校に勤務し、同校でのIB教育立ち上げに携わる。2021年6月より国際バカロレア機構職員も兼務している。

日本の教育機関にも、グローバル人材を育成するための世界共通の教育プログラム「国際バカロレア(International Baccalaureate、以下「IB」)」が広がってきた。

国際バカロレアとは、スイスのジュネーブに本部を置くIB機構が提供する国際的な教育プログラムで、インターナショナルスクールの卒業生に、国際的に通用する大学入学資格(IB資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として設置された。

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