立命館アジア太平洋大学(APU)の2023年に向けた3つの教学改革とは?
半数を国際学生が占める「多文化共生キャンパス」のもと、2000年の開学以来、多くのグローバル人材を輩出してきた立命館アジア太平洋大学(APU)。現在、「APU2030ビジョン」を実現するためのチャレンジ・デザインに基づき、2023年に3つの大きな教学改革を進めている。
THE世界大学ランキング日本版
「国際性」分野で1位に
米山 裕
立命館アジア太平洋大学(APU)は、2000年の開学以来、世界159の国と地域からきた約20,000人が学んできた、「多文化共生キャンパス」のもと、多くのグローバル人材を輩出してきた。学内公用語は日本語と英語の2言語で、コロナ禍前の2019年度のデータによれば、外国人学生比率(APUでは「国際学生」と呼称)は49.1%、日本人学生の留学比率は22.3%、提供すべき科目のうち日本語だけでなく、外国語でも行われている科目の比率は90.8%に達している。
こうした点が評価され、今年3月に公表された「THE世界大学ランキング日本版2022」 ※では、分野別ランキングの「国際性」において、99.8/100と高いスコアを記録し、1位を取得している(前年は2位)。
(※全文:4059文字 画像:あり)
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