英国発エネルギーテックが指摘する、脱炭素時代の再エネ事業人材に必要な能力

脱炭素推進の流れに乗り再エネを提供する事業者が増加している。再エネは従来の電気と異なる点も多く、エネルギーインフラビジネスには新たな発想が必要だ。英国にベースをもち、昨年日本に上陸したオクトパスエナジーが重視する人材像を聞いた。

デジタルを活用し
顧客との距離感を縮める

オクトパスエナジー 日本CEOの中村肇氏(左)と戦略企画マネージャーの悦喜亮二氏(右)。中村は東京ガスにて長く顧客価値創造などの事業に携わってきた。新会社代表となってからも多様な社員との密なコミュニケーションを心がけている

東京ガスと英・オクトパスエナジーの合弁会社を通じて誕生したオクトパスエナジー。設立から1年の準備期間を経て、2022年1月から、実質再生可能エネルギー100%プラン『グリーンオクトパス』の提供を開始した。同プランは、個人向けに非化石証書を組み合わせることでCO2排出実質ゼロの電力を供給するプラン。東京エリアで発売を開始し、順次、日本全国へ展開していく計画だ。

オクトパスエナジー 日本CEOの中村肇氏は、「当社は、オクトパスエナジーというイギリスの会社の特徴を色濃く受け継いでいます」と話す。

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