リカレント教育でスマート農業・林業の構築を担うデジタル人材を育成
社会人のリカレントを目的に、「ドローンとAIを活用したDX推進データサイエンティスト人材養成プログラム」を実施した山梨大学。スマート農林業やスマート工場等の構築に向けたDX推進で必要となる、データサイエンティストの育成に取り組みの実際を聞いた。
ドローンとAIを活用した
画像解析やデータ解析を習得
渡辺 喜道
文部科学省の『DX等成長分野を中心とした就職・転職支援のためのリカレント教育事業』に採択され、2022年度夏から『ドローンとAIを活用したDX推進データサイエンティスト人材養成プログラム』を実施した山梨大学。
プログラムは、ドローン操縦に関する技術と人工知能(AI)の技術を活用した画像解析やデータ解析の双方を学ぶことができ、それぞれの分野における資格取得を目標に行われた。
ドローン分野では、ドローン操縦士協会によるドローン操縦士の認定資格〈ドローン操縦士回転翼3級〉相当の取得を想定。AI分野では、ディープラーニングに関する知識をもち、事業活用する人材の検定資格である、日本ディープラーニング協会の〈G検定〉取得を想定した。
「山梨大学では3年前からAIに関するリカレント教育を始めており、今回はこれにドローン操縦を加えて裾野を広げることを目指しました。ドローンについては昨今、、…
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