イノベーションを生み地域創生に貢献する人材を育成 愛媛大のリカレント教育

地域の持続的な発展への貢献を目指す愛媛大学は、社会人リカレント教育として履修証明プログラム「愛媛大学地域創生イノベーター育成プログラム(東予)」を西条市にて開講。イノベーションにより新たな事業を創出し、地域活性に貢献する人材の育成を目指す。

地域社会を変革する
イノベーターを育成

羽藤 堅治

羽藤 堅治

愛媛大学社会連携推進機構 副機構長(兼)地域協働センター西条センター長 教授

正本 英紀

正本 英紀

愛媛大学社会連携推進機構 地域専門人材育成・リカレント教育支援センター副センター長 准教授

愛媛大学の社会連携推進機構は産学連携と地域連携の2つの機能をもち、県や県内の全20市町を含む23の公的機関、22の企業・諸団体と連携協力協定を締結している。さらに県下に13のセンターを設置し、社会連携体制の整備や拡充を進めている。

また、同大学では地域社会の多様なニーズに応じてさまざまなリカレント教育プログラムを開講。今年度は県東部を指す東予地方の地域協働センター西条で、社会人リカレント教育を行う履修証明プログラム『愛媛大学地域創生イノベーター育成プログラム(東予)』が実施された。このプログラムは文部科学省の「DX等成長分野を中心とした就職・転職支援のためのリカレント教育推進事業」に採択されている。

「私たちは、地方の国立大学がどのようにして地方に貢献できるかと考えてきました。また、大学教員は卒業生から転職に関する相談を受けることもあります。他に複数の仕事に携わる『複業』をする方もいて、…

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