EDUSHIPと日本フラッグフットボール協会が提携、教育価値を全国へ

エデュシップ株式会社は8月5日、公益財団法人日本フラッグフットボール協会との業務提携を発表した。新学習指導要領で取り上げられている小学校体育「フラッグフットボール」における教材・サービスを「フラチャレ」へ改称し、全国の学校教育貢献を拡大していく。

「フラッグフットボール」は、2020年に完全実施となった新学習指導要領において主として小学校4年生以降に指導できる種目として位置づけられている。また、2021年までに日本全国7,000校を越える小学校で授業実践が展開されている。フラッグフットボールは、アメリカンフットボールが起源だが、日本の学習指導要領では児童の実態に合わせながら、チーム一丸となり誰もが楽しく体育の授業に参加できるように、チームの課題解決に向け、作戦を練り、知・徳・体を総合的に活用する「次世代の体育」と評されている。一方で、新しい体育であるために教師もやり方がわからないだけでなく、「作戦をつくる体育」には紙やペン、タブレットなどが不可欠であり、また腰につける「フラッグ」などの用具も必要となるため、小学校が授業で行うには様々な支援が必要となっていたのが実情だ。 

公益財団法人日本フラッグフットボール協会は、全国の小学校へ大規模な用具やテキストの寄贈事業をその設立から現在まで継続してきた。今回の提携は、日本フラッグフットボール協会の活動に、日本全国の学校への教材・サービスの供給を行っているエデュシップが全面提携することで、より親しみやすい教材サービスや発展的な学校支援活動を開発し、日本全国にフラッグフットボールの教育貢献の輪をさらに広げていくことが狙い。また、両者の提携によって開発されるフラッグフットボールの教材サービスは新たに「フラチャレ」と改称、よりわかりやすく、初めての先生方でも取り組めるよう改良と開発を行っていく、としている。

21.8.6news3

画像はプレスリリースより