子どもにさせたい習い事は 英会話・プログラミング

e-ラーニングに関するサービスの様々なコンテンツを提供する株式会社イー・ラーニング研究所は、2017年より年末年始に習い事に対する意識を調査するため、子どもを持つ親を対象に「年末年始の子どもの習い事アンケート」を実施している。

今回、2020年に向けた「年末年始の子どもの習い事アンケート」を実施し、1月16日、その結果を発表した。同調査は、2019年12月3日(火)~2020年1月9日(木)の期間に全国を調査地域として20代~50代の子どものいる親を対象に、紙回答により179人から回答を得た。結果の概要は次のとおり。

「2019年、保護者間で話題になった習い事はありますか<SA>」という問では、「はい」が57%、「いいえ」が43%という結果になり、半数以上が学校外での習い事に関心を持っていることが分かった。

話題になった習い事では、第1位が「プログラミング教室」(55)、続いて「英会話スクール」(53)となった。定番の習い事である「スポーツ系」(33)や「学習塾」(29)など以外にも、「ユーチューバー・Vチューバ―」(10)という回答もみられた。

2020年、新しい習い事をさせたいですか(させる予定はありますか)

出典:イー・ラーニング研究所調べ

「2020年、新しい習い事をさせたいですか(させる予定はありますか)<SA>」では、「はい」が59%、「いいえ」が41%となり、約6割が新しい習い事に挑戦させたいと考えている。子どもにさせたい習い事は、「英会話スクール」(63)、「プログラミング教室」(62)という回答が群を抜いて多く集まった。さらに、新しい習い事を検討しているうちの約3割は「英会話スクール」と「プログラミング教室」の両方を習わせたいと回答している。

なぜその習い事をさせたいのですか(させる予定なのですか)

また、「なぜその習い事をさせたいのですか(させる予定なのですか)<MA>」の問には、「将来のためになると思ったから」(83)が最も多く、続いて「2020年の教育改正に向けて」(39)となった。

将来お子様になってもらいたい職業は何ですか

出典:イー・ラーニング研究所調べ

「将来お子様になってもらいたい職業は何ですか<MA>」の問では第1位が「経営者」(60)、第2位が「プログラマー(SE)・ゲームクリエイター」(39)となった。

2020年には、小学校でプログラミング教育や英語教育が始まる。そうした教育改革を親が意識していることが読み取れる結果となった。