学生に総額約5億円の経済的支援を実施 大阪経済大学

大阪経済大学は5月6日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、学生が修学継続にあたって直面している様々な困難な状況に対し、学業と学生生活継続の意思を強く持つことができるよう、就学特別支援金として在籍する学生に一律5万円を支給、また家計が急変した学生を対象に1学期分授業料相当額の半額(1部生177,500円、2部生87,500円)を給付するなど、総額約5億円の独自の経済的支援を行うことを発表した。

また、同大学は、経済的事情により下宿先や自宅でWeb授業を受ける環境を用意することが難しい学生を対象に、大学所有のモバイルルーターを春学期の期間、無償で貸与するほか、2年生以上の先輩サポーターや職員サポーターにより、オンラインを活用し、学生生活に関する不安や疑問点などの相談会を実施する。この他、自学自習や、課題に取り組むための教科書以外の副読本を読む機会を確保するため、学生が図書館へ来館せずに、借りたい資料を利用出来るよう、図書館蔵書検索システム(OPAC)を活用し、自宅まで郵送するサービスを開始する、としている。2020.5.7  news1