高校生の180秒観光動画コンテスト 「観光甲子園2020」開催
一般社団法人NEXT TOURISMは6月8日、全国の高校を対象とする180秒の観光動画コンテスト「観光甲子園2020」の開催を発表した。参加高校には動画制作に向けた情報収集や学習と対話のためのサポートプログラムを提供し、探究型学習として役立ててもらう。エントリー受付開始は6月22日から。
地域の観光課題を整理し、訪日外国人観光客向けの動画を創作する「訪日観光部門」、ハワイ州が取り組むレスポンシブルツーリズム(責任ある観光)を学び、持続可能な社会を考えるスタディツアーを企画する「ハワイ部門」、日本遺産を活用して地元に観光客を呼び込むプランを考える「日本遺産部門」の3部門で開催する。
コロナ禍に対応し、説明会から動画作成のサポートまで全プログラムをリモート環境に対応。関西圏の観光系大学教授によるメンタリングや、JTBグループのデータベース、SDGsに関するeラーニングプログラムなども提供する。7月10日にエントリーを締め切り、予選を経て2月7日に神戸市で決勝大会を開催する予定。
観光甲子園は2009年から親しまれてきた「全国高等学校観光選手権大会(愛称:観光甲子園)」の取り組みを継承し、2019年からスタートした観光動画制作コンテスト。2019年はインバウンド部門で浜松学芸中学校高等学校が、アウトバウンド部門で鳥取西高等学校が優勝した。本年は特別協賛にJTBが、後援に観光庁と日本旅行業協会が加わっている。
プログラム詳細や説明会申込みは以下URLから。
https://www.nexttourism-contest.jp/