AI型教材「Qubena」と統合型校務支援システムが連携

AI型教材「Qubena(キュビナ)」を開発・提供する株式会社COMPASSは、学習者を中心としたデータ利活用のための連携・協働プロジェクト「Qubena Connect(キュビナコネクト)」の一環として、株式会社EDUCOMが開発・提供する統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th(以下 C4th)」との連携を順次行っていくことを発表した。 

GIGAスクール構想による児童生徒1人1台端末環境が整備されたことに伴い、ソフトウエアの活用や教育データの利活用が次の課題となっている。そのためには、各サービスが保有するデータの連携が重要となる。特に、年度切り替え時の児童生徒の進級や進学に伴い発生する更新作業は、そうしたサービス間連携が望まれる業務の代表であり、サービスごとに発生する作業の煩雑さが自治体・学校現場の関係者の大きな負担となっている。 

EDUCOMが開発・提供する「EDUCOMマネージャーC4th」は、全国の小中学校向けに先生の校務の効率化を支援する統合型校務支援システム。2022年4月時点で導入校数は10,000校を突破し、全国の小中学校で利用されている。 

今回のQubenaとC4thの連携により、C4th側で反映した年度更新の情報がQubena側に自動反映され、Qubena側での別途の年度更新作業が不要になるなど、年度更新作業に関わる自治体・学校関係者の業務負荷の軽減を図る。その他にも、学習支援・校務支援のサービスの枠を越えたシームレスな連携による学習者を中心としたデータ利活用のモデルケースを順次検討していく、としている。

22.5.27news2

画像はプレスリリースから。