「経済財政運営と改革の基本方針2022」(骨太の方針)原案を公表

政府の経済財政諮問会議は5月31日、第7回会合を開催し、「経済財政運営と改革の基本方針 2022(仮称)」(原案)を公表した。

原案には、「新しい資本主義に向けた重点分野」として、(1)人への投資、(2)科学技術・イノベーションへの投資、(3)スタートアップへの投資、(4)グリーントランスフォーメーション(GX)への投資、(5)デジタルトランスフォーメーション(DX)への投資を盛り込んでいる。

(1)人への投資では、学び直し(リカレント教育)を促進するための環境整備、成長分野のニーズに応じたプログラムの開発支援や学び直しの産学官の対話、企業におけるリカレント教育による人材育成の強化等の取組を進めるとしている。

また、デジタル化に対応したイノベーション人材の育成等、大学、高等専門学校、専門学校等の社会の変化への対応を加速する、デジタル・グリーンなど成長分野への大学等の再編促進と産学官連携強化等を進める、としている。原案の詳細は下記から確認できる。

https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2022/0531/agenda.html

22.6.1news1

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