組織の人材育成戦略における「ニューノーマル」とは何か?

新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、日本社会にも多大な影響と変化がみられている。コロナ禍により、日本の組織は何が変わったのか。またコロナ禍の後に来るとされる「ニューノーマル時代」にはどのような人材が社会に必要とされ、どのような人材育成が必要になるのだろうか。

コロナ禍で、日本社会に起こっている変化

新型コロナの流行により日本社会にも多大な影響と変化が出ているが、企業や自治体・教育機関等の組織における最大の変化は、やはりテレワークやオンライン教育などのデジタルシフトの浸透だ。首都圏では大企業の多くが4月の緊急事態宣言後にテレワークに移行し、宣言解除後もテレワークの継続を表明している。

パーソル総合研究所が実施した「第三回・新型コロナウイルス対策によるテレワークへの影響に関する緊急調査」によると、2020年3月時点のテレワーク実施率は…

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