共同講座創造支援事業費補助金、二次公募の交付事業者が決定

経済産業省の「高等教育機関における共同講座創造支援事業」における交付事業者の二次公募審査結果が、2022年10月4日(火)、公表された。

本事業は、企業がデジタル化やカーボンニュートラルといったメガトレンドに伴う産業構造の転換により柔軟に対応するため、高等教育機関と連携して高度な専門性を有する人材の育成を進めることを支援するもの(参考記事)。

一次公募では富士通と慶應義塾大学院大学、ポピンズプロフェッショナルと東京大学(参考記事)など、15件が採択された。

二次公募では、下記の通り8件が交付決定事業者となった(一部案件は継続審査中につき、追加採択があった場合は後日公開される)。

なお、月刊『先端教育』2022年11月号では、「産官学連携の人材育成」として、企業と高等教育機関、行政が連携した人材育成の取り組みを多数紹介している。
https://www.sentankyo.jp/ 

1)信栄工業有限会社
連携高等教育機関 阪南大学
共同講座の名称 畜産農業のスマート化のためのデータサイエンス共同講座 

2)セルスペクト株式会社
連携高等教育機関 一関工業高等専門学校
共同講座の名称 ヘルステック創生医理工連携講座

3)ソフトバンク株式会社
連携高等教育機関 九州工業大学、筑波技術大学、電気通信大学、名古屋工業大学
共同講座の名称 手話言語等の多文化共生社会連携事業講座 

4)株式会社博報堂
連携高等教育機関 京都大学
共同講座の名称 地域創生どうしよう講座 

5)株式会社プライムスタイル
連携高等教育機関 早稲田大学
共同講座の名称 事業変革型DX人材育成実践講座 ~企業内DXを推進するフレームワークとその活用~

6)MabGenesis株式会社
連携高等教育機関 名古屋大学
共同講座の名称 MabGenesis産学協同研究講座 

7)三菱電機株式会社
連携高等教育機関 慶応義塾大学大学院
共同講座の名称 システムアーキテクト研修 

8)メディカル・ケア・サービス株式会社
連携高等教育機関 神戸大学
共同講座の名称 介護事業所責任者の専門性向上講座

22.10.5news1