公立高校生が自ら選んだオランダの大学受験という道

本連載では海外受験に必要なものとは何か、海外進学の選び方などを紹介してきました。今回は当社のサポートを受けてオランダの大学に合格したF.Mさんへのインタビューをもとに、受験生の視点からどの様に進学を決めたのか、合格までの道筋を紹介します。

田原 佑介

田原 佑介

株式会社LOOPAL 代表取締役
公立高校で8年間、英語教諭として勤務。学校で5000人以上の高校生と関わるほか、NPOとして6年間活動。コロンビア大学教育大学院(Teachers College)で、スクールリーダーシップの修士号を取得。日本の若者が、国際的に通用するスキルを身につけ、理想のキャリアを実現するサポートをするために、LOOPALを起業。

公立高校出身のF.Mさんは、オランダのMaastricht University(マーストリヒト大学)のFaculty of Arts and Social Sciences(リベラルアーツ学部)のDigital Society Program(デジタルソサイエティープログラム)に進学しました。

デジタルソサイエティープログラムは、デジタル技術を活用し、社会に変化をもたらすために必要な知識とスキルを学ぶリベラルアーツプログラムです。すべての授業がPBL(プロジェクト学習)で行われ、幅広い専門分野の視点と、それらを組み合わせる方法を学びます。F.Mさんは日本の大学への進学を目指していたものの、高校3年の夏から海外大学進学を決意。F.Mさんのもつ海外大学進学に向けての情報検索能力、実行力で、オランダの大学に出願校を決定し、見事合格を勝ち取りました。

(※全文:2398文字 画像:あり)

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