多様な観点から受験生を評価する アメリカの大学受験の特徴を知る

人気の高い海外進学先であるアメリカの大学は、多様な観点から受験生を評価することが特徴の一つです。今回は、アメリカの大学進学についてエッセーの書き方、出願戦略の立て方といった発展的な内容を生徒にアドバイスする前に、最低限知っておくべき情報をまとめました。

田原 佑介

田原 佑介

株式会社LOOPAL代表取締役
公立高校で8年間、英語教諭として勤務。学校で5000人以上の高校生と関わるほか、NPOとして6年間活動。コロンビア大学教育大学院(Teachers College)で、スクールリーダーシップの修士号を取得。日本の若者が、国際的に通用するスキルを身につけ、理想のキャリアを実現するサポートをするために、LOOPALを起業。

海外進学を検討している生徒にとって、最も人気のある進学先の一つはアメリカの大学です。しかし、受験や進学のハードルが最も高いのがアメリカの大学であることも事実です。今回は、生徒から「アメリカの大学に進学をしたい」と相談された時に、教育者が最低限知っておくべき情報をまとめました。

大学教育の特徴を知ろう

アメリカには大学が約2500、世界トップ500に入る大学が87校もあり、大学の総数、世界トップ大学の数、いずれも世界一です。アメリカの大学教育は、その多様性と質の高さで、日本人にとって、魅力的な進学先となっています。最大の特徴は、リベラルアーツ教育です。これが、イギリスやオーストラリア、…

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