横浜の産官学が連携、U30が集う「YOXOカレッジ起業部」が発足

横浜の産官学が連携し、新規事業を通じて未来をつくろうとする横浜の30歳以下の学生が集まり、互いに支え合い・刺激し合い・成長する場をつくることを目指す、YOXO(よくぞ)カレッジ起業部が発足した。イノベーション創出に向けた産学公民の連携基盤である横浜未来機構は、新たなチャレンジに取り組むプレイヤーを応援する「イノベーション創出の推進機関」という設立目的の通り、横浜市立大学、横浜国立大学とともに、同活動に賛同し伴走・連携していく。

また、横浜市は、組織や領域を越えた人材の交流により、社会課題の解決に資するビジネスを生み出す「まちぐるみのイノベーション」を推進しており、2022年度から若年層を対象としたイノベーション人材の育成に取り組む趣旨から、YOXOカレッジ起業部の活動を支援する。

YOXOカレッジ起業部では、名誉顧問にYOXOイノベーションスクールスクール長を務めた伊藤羊一氏、顧問には横浜市立大学国際商学部准教授を務める芦澤美智子氏、横浜国立大学経営学部教授を務める真鍋誠司氏を迎え、主に以下のことを中心に活動する。

・各部員の事業化や成長に必要な資源へのアクセスをサポート

・部員がお互いに継続的に交流するために定例ミーティングを実施(横浜市スタートアップ成長支援拠点 YOXO BOXを活動場所として使用)

・先輩起業家からのメンタリング、イベントの開催などの実施

「イノベーション都市・横浜」を掲げる横浜市では、2021年に市内の4大学が中心となり、スタートアップ創出を目的とした学びの場としてYOXOカレッジを開講した。YOXO カレッジが主催した「横浜・大学対抗ビジコン(2021年12月18日開催)」を通じて、お互いの事業計画を共有し、刺激を受けた学生達が、YOXOカレッジ起業部の立ち上げメンバーとなっている。起業する学生を支えるコミュニティとして、今後さらにメンバーを募集し、活動を活性化させていく。

22.4.20news1