体験型遠隔集合教育を実現する「VR遠隔同時講義システム」をリリース

株式会社クリーク・アンド・リバー社の子会社、株式会社VR Japan(以下VRJ)は、1月5日、360度動画を使い、学習効果を向上させる仮想体験型集合教育を実現した「VR遠隔同時講義システム」の販売開始を公表した。

コロナ禍の影響により、大学での講義や企業研修のオンライン化が広まる一方で、実技研修などの現場体験学習の機会は減少している。このため、これらを代替する手段のニーズが高まっている。VRJが開発した「VR遠隔同時講義システム」は、最大50人に対して、360度の動画を含めた4つの動画から、メイン画面/サブ画面を選択し、同期コントロールを行いながら講義できるシステム。 

受講者はストリーミング配信映像をPCまたはタブレットで視聴しながら、事前にコンテンツをダウンロードした専用VRゴーグルを同期させた講義が受けられる。また、音声説明のほか、画面にマーカーを書き込むことができるアノテーション機能、受講者の質問・発言を受け付ける挙手・承認アイコン機能など、双方向のコミュニケーション機能を実装。講師は、受講者に360度映像の好きなアングルで視聴してもらうことが可能で、既に大手医療機器メーカーでの採用が決まっているという。

22.1.6news2

画像はプレスリリース資料から。