滋賀大学と第一工業製薬、データサイエンスの活用で包括連携協定

第一工業製薬(本社:京都市南区)は5月27日、国立大学法人 滋賀大学と包括連携協定を締結した。同協定は、データサイエンスを活用し産学連携の取り組みを推進することが目的だ。

滋賀大学は、日本初となる「データサイエンス学部」を2017年に、「大学院データサイエンス研究科」を2019年に設置し、データサイエンス領域における国内最大規模の教育研究拠点を形成。ビッグデータの利活用において社会的課題の解決に貢献するなど、先駆的な取り組みを展開している。

第一工業製薬は、2020年4月から始動した中期経営計画において、各種DXの取り組みを積極的に推進している。研究本部のMI(マテリアルズ・インフォマティクス)推進部設置、業務効率化などを目的としたRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入、全社員対象のDX研修実施などが主な取り組みだ。

第一工業製薬は滋賀大学と連携協力することで、ビッグデータを利活用した共同研究による課題解決、若手研究員のデータサイエンス人材育成、事業推進と価値創造の実現を加速させる。また、SDGsで掲げる「質の高い教育をみんなに」の考えに基づき、同協定を通じて滋賀大学の学生に対し修学支援を実施する。

22.5.30news2

第一工業製薬株式会社・プレスリリースより