経産省事務次官インタビュー・教育界と産業界が連動した人材育成を
p class="article_lead">産業構造が大きく変化するなかでリスキリングやリカレントが求められ、産業界と教育界はかつてないほど課題を共有している。経済産業省が新年度の政策を通して目指す人材育成の姿を、経済産業事務次官の多田明弘氏に聞いた。
協調から個の可能性発揮へ
協調から個の可能性発揮へ
日本をもう一度強くする
多田 明弘
── 社会環境や産業構造が急速に変化する今、日本の課題と経済産業政策の方向性をどう考えますか。
日本には、優秀な人材が多くいます。ただ、国際競争をしていくうえで、リスクを取ってチャレンジするマインドに不足があると感じています。変化の激しい時代に“勝ち筋が見えない”のは、どの組織も同じです。誰もが躊躇するなかで前例のない一歩を踏み出す、ファーストペンギンがなかなか出てこないことに課題を感じています。
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