チエル 先生の声に寄り添い、ICTで学校現場を支える

東証スタンダードに上場するチエルは、教育ICT専業メーカーとしての強みを活かし、経営理念にある「世界中の先生の授業をICTで支える」ための製品づくりに力を注いでいる。チエルの事業展開と学校現場への貢献、今後の展望について、社長の粟田輝氏に話を聞いた。

先生を支えることが
子どもたちの未来につながる

栗田 輝

栗田 輝

チエル株式会社 代表取締役社長
1982年広島生まれ。慶應義塾大学大学院理工学研究科・開放環境科学専攻修了。2008年日本総合研究所入社後、教育関連企業向けのコンサルティングに従事。2018年チエル株式会社に出向、2019年入社。2021年6月よりチエル代表取締役社長を務める。

──経営理念である「私たちチエルは、子供たちの未来のために世界中の先生の授業をICTで支えます。」に込められた想いについて、お聞かせください。

当社は学校現場の課題をICTで解決する教育ICT専業メーカーです。文部科学省のGIGAスクール構想によって、いまや日本全国の児童・生徒に1人1台端末が配備されました。各学校に高速通信ネットワークが整備され、授業や自主学習でICTが活用されています。

その一方で端末の操作やICTを活用した授業など、…

(※全文:2048 文字 画像:あり)

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